手掌多汗症

 手のひらに汗をかく、手汗と言われるものの対処法をみてみましょう。多汗症の方は、夏の暑い時期は大変ですね。

緊張やストレスのある状態では、誰でも手に発汗します。手に汗を握るとも言いますね。通常の状態であっても、手に汗を多くかく場合、局部性多汗症の一つの手掌多汗症ということになります。
精神的な問題でなく、遺伝などで、生まれつき交感神経が敏感であることが原因と言われています。

手のひらサラサラジェル、スキテなどの制汗クリームもありますし、病院でも手掌多汗症に処方される薬としては、塩化アルミニウム液などがあります。薬局でも手に入ります。
ですが、塩化アルミニウムは、一時的に汗を止めるだけであって、塗らなければまた汗が出てきます。
使い続けなくては効果がないということですね。
かゆみやかぶれなどの副作用がでることもありますので、その場合には使用を中止しましょう。
専門家の説明のもと、使用することをおすすめします。

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人前に出たり、極度の緊張状態の時だけ汗をかくという人の場合には、前もって薬を使用するのも効果的ですね。

ただ、アルミニウムは、アルツハイマーとの関連も疑われています。飲料水のアルミの濃度の高い地域は、アルツハイマーの発症率が他よりも高いという調査結果もあるようです。
アルミの鍋などは使わないようにしている人も多いでしょう。
アルミとアルツハイマーとが、関連性があるとしても、口から摂取するわけではないので、ほとんど心配する必要はないと思われます。

ミョウバン水で手汗解消

 薬の副作用が心配な人におすすめなのが、みょうばんを使ったミョウバン水です。^^
食品添加物としてベーキングパウダーなどの食品に使われているものなので、安心ですね。
ミョウバンには、殺菌作用や制汗作用、収斂(しゅうれん)作用があります。

◆ミョウバン水のつくりかた

食料品売り場の漬物用品のところで、焼きミョウバンを探してください。生のものでもOK。
焼きミョウバン50グラム(生は75グラム)に対して、水1.5リットル。ミネラルウォーターが入っていたペットボトルなどがちょうどいいですね。
涼しいところに二、三日置いておいて、完全に溶けたらミョウバン水の原液のできあがりです。

使用するときは、この原液を薄めて使います。20〜50倍程度に水で薄めて、肌に塗ってつかいます。霧吹きなどに入れて、冷蔵庫に入れて保存しましょう。肌の敏感な方は、もっと薄めた方がいいかもしれません。

また、ミョウバン水は、雑巾などの雑菌を抑える漂白剤代わりにしたり、洗濯機のすすぎのときに入れて、生乾きの嫌なにおいを抑えたり、カビ取りにも使えます。^^

ミョウバン石鹸というのもあるので、それで手を洗うのも効果的でしょう。

手に汗をかくのは、交感神経が敏感であることが原因だと言いました。手術によって、手のひらに命令する交感神経の働きを停止してやれば、汗が抑えられます。
短期的な入院での手術もできるところも増えてきています。ですが、代償性発汗というものがあって、手で出るはずだった汗を抑えると、その汗は、他の場所から出ることになります。人間のかく汗の量がきまっているためです。

舞妓さんは胸の上、わきの下の位置で帯を締めていることで、顔の汗を抑えるツボを刺激していて、それで顔に汗をかかないという話もあります。
また、下半身の汗を抑えるには、腰部を圧迫すればいいそうで、ベルトをきつめに締めたりします。
代償性発汗という視点から見ると、しらずしらずのうちに、ベルトなどでツボが刺激され。手のひら以外の汗が抑えられて、その結果として、手汗の量が増えてしまっている可能性も考えられますね。

また、手汗を抑える漢方としては、柴胡桂枝乾姜湯 (さいこけいしかんきょうとう)という漢方などがあるようです。