過呼吸の対処法や応急処置のペーパーバック法についてや、症状や原因、対策などについて。
ペーパーバック法と呼ばれる過呼吸の対処法が、一番有名ですね。紙袋などを口にあてて、自分の吐いた空気をまた吸わせるというものです。ビニール袋などでは、息が詰まってしまう可能性があるため、紙袋の方が安心ですね。
過呼吸というのは、過換気症候群のことで、または呼吸性アルカローシスとも言われるそうです。
簡単に説明すると、自分の体の必要以上に換気活動(呼吸)をしてしまい、血液中の酸素が増えすぎて、二酸化炭素が低下して、手足がしびれてきたり、呼吸困難になったりします。
運動などの後に起こる点は、過換気症候群と違うという話ですが、症状はほとんど変わらないので、ここでは同じこととして話をすすめたいと思います。
過呼吸の対処法を知っていたとしても、それが過呼吸だと気が付かなければ、処置のしようがありません。
まず、原因を見てみましょう。
過換気症候群の原因としては、呼吸を必要以上に行うことがきっかけになります。パニック障害などの患者さんや、運動の後など、精神的、または肉体的な不安感や、緊張などによって引き起こされることがあります。
血液中の二酸化炭素を排出しすぎると、血液がアルカリ性になるそうで、そうなると息がくるしくなり、脳が酸欠だと勘違いしてしまうそうです。
そのため、よりいっそう呼吸が激しくなり、症状の悪化を招きます。
症状は、突然のことも、徐々に現れてくる場合もありますが、呼吸が苦しく感じ、不安に襲われ、手足や唇などの末端のしびれや、ひどくなると痙攣したり、場合によっては、意識が飛んでしまうこともあります。
こう聞くと、こわいと思うかもしれませんが、過呼吸で亡くなるようなことはなく、症状がおさまれば、後遺症などもありません。
症状の出やすいタイプの人がいるようで、性格的には、几帳面であったり、心配性であったりと、不安になりやすい人に多い傾向があります。
うつなどの精神病にかかっていると、なりやすいとも言われます。
また、ふざけて呼吸を速めていただけでも、過呼吸を引き起こしてしまう場合がありますので、失神ゲームなどは絶対にやめましょう。
過呼吸は、一度でたきり、二度とならない人もいれば、毎日のように起こる人もいます。
自分で過呼吸になりやすいと解っている場合には、あわてず、紙袋を用意しておくといいでしょう。
ペーパーバック法と呼ばれる対処法ですが、あまり口にぴったりと紙袋をつけすぎると、酸素が不足してしまうため、少し離しておくのがポイントです。
それでも症状が治まらない場合には、病院で精神安定剤を打ってもらうと、すぐ治まるでしょう。
主治医と相談して、自分で対処ができるようになれば、不安は少なくなります。そうすると、次にもし発作が起こったとしても、症状は軽くなっているはずです。
また、周りの見守る人たちは、必要以上に心配しないことが大事になってきます。
あまり心配されると、本人も不安になってしまって、症状が悪化してしまうことがあるからです。