カブトムシの採り方は、意外と単純。クワガタの採取もそうですが、樹液のある場所に、夜や早朝に行くのが基本の捕まえ方です。自分なりの採集スポットを持ってる人もいます。
カブトムシが採れるのは、もちろん夏です!
採集場所は雑木林のクヌギの木で、樹液が出てるところがあれば、そこはねらい目です。
時間としては、早朝が定番ですが、日暮れの後でも大丈夫です。ただ、夜は暗くて危険なので、お子様を連れて行く場合には、やはり明るくなってきて探しやすい、早朝がいいですね。
わくわくドキドキして、きっと早起きしてくれるはずです。^^
夜に探す裏技としては、明るいうちに樹液のポイントを見つけておき、暗くなってから行って捕獲するというのもあります。
樹液ににせて、蜂蜜を塗っておくトラップも方法としてありますね。ハチミツだと他の虫もたくさん来てしまうので、誘う餌としては、バナナを焼酎に漬け込んだものがいいそうです。発酵臭が出れば完璧?
カップ入りゼリーをチューブタイプにしたチューブinぬりっこゼリーなら、たれ落ちないので木に直接塗って使えておすすめです。^^
カブトムシやクワガタの好きな樹液は、クヌギやコナラだといわれています。
どちらもギザギザした葉っぱの木です。どんぐりのなる木ですね。
杉の木や、松などの針葉樹林(葉が針みたいに細い木)には、あまり寄ってこないようです。
ミズナラ、シイ、ヤナギの木などにもよく居ます。
木を蹴ってみると、意外と落ちてくることがあります。これは、鳥などの天敵から身を守るためと言われ、鳥などに食べられないように、少しでも怪しい振動があったら、カブトムシやクワガタは、木から離れて、脱出するということらしいです。
木を蹴るときは、木を折ったり、痛めてしまわないように気をつけましょう。
えさの樹液には、カブト虫やクワガタだけでなく、いろいろな昆虫があつまります。中には危険な虫も居ます。そう、蜂です。スズメバチに刺されると大事ですので、十分に注意しましょう。
蜂は、黒いもの、動くものを狙って攻撃します。蜜をクマから守るためと言われています。
また、市販の虫除けスプレーは、普通、蚊やあぶを除けるためのもので、蜂避けとは書いていないはずです。ラベルを見てみてください。効果のある害虫の中に、普通蜂は入っていません。また、虫除けスプレーの中には、甘い香りのするものがあり、柑橘系の臭いのするスプレーを使っていたときに、蜂に刺されたことがあります。
かぶとむしに夢中になって、蜂に刺されないようにしてくださいね。
もって行くものとしては、懐中電灯、軍手、虫取りアミ、虫かごなどですね。
懐中電灯は、明るいものを持っていくと、虫がよってくるので、それを利用するという方法もありますよ。
また、間違ってもランニングに短パン、ビーチサンダルなどはやめて、肌の露出は避けましょう。長袖長ズボン、そこの厚い歩きやすい靴などがいいですね。長靴なら、毒蛇対策にもなります。首にはタオルを巻きましょう。黒い服は蜂に狙われやすいのでそれもパスです。
また、カブトムシの力はつよく、爪もするどいので、引っかかれないように気をつけてください。
最後に。見つけたカブトムシをことごとく連れて帰るのは辞めましょう。きちんと育てられるだけにしましょう。
幼虫の採り方は教えません。^^ 眠ってるところをつれて帰るのは可愛そうですから…。
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